月と春

やさしい月明かりがさし込む頃に。

モノクロの白昼夢

酸いも甘いもこの世とて。

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神様が人形に命を吹き込んで創りあげたような、純粋なきれいと不思議な魅力が込められた顔。きみはそのきれいなかんばせで、目尻にしわを寄せてはクシャッとわらう。わたしはその笑顔が何よりもすき。淡い波風を呼ぶ歌声、黄金色のきみ。星のひと、、なのに、生活韓服を全種類買い揃えたり、ウインクがちょっぴり下手だったり、毎度旅に出れるくらいの大荷物を持ち運んだりする。その少しダサくて不器用なところに、距離の近さを勘違いしてしまう。きみはとってもずるいひと。甘いものに目がなくて、すぐにもしゃもしゃ食べる。真剣に考えている時は、こぼれ落ちそうなくらいに大きくきらきらとした目が更に大きく開く。腕にタイガーリリーと「ぼくを愛して。」の花言葉を刻んでいるけれど、その本当の意味をわたしは知らない。知れない。そして、最近急に大人の艶やかさを纏い始めたきみに困惑していれば、はたまた当人はそんな気も知らずに、田舎の犬と喧嘩していたりする。何故、?

わたしはきみを知っているようで、
全然知らない。
やっぱりきみはとってもずるいひと。



でもわたしの好きなひとは、柔らかな波風のようにやさしく、それでいて少しせつなく、羨むほどに眩い煌めきをもってこの時代の先へと生きている。ただそれだけは、、ちゃんとわたしにもわかる。


きみはわたしにとってたいせつな。

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わたしがきみに「リアコ」だと"自覚"したのはちょうど今から一年前くらい。初めてきみへの限界ゲキ重感情を文章にして、外に出してみようと思った時。

喉が焼けるみたいな重苦しい感情なんて、その時までは感じたことがなかった。きみが誰かに向ける目線や微笑みにさえ嫉妬して、黒くてどろっとしたものが心の隅の方から侵食してくる。そんな生きづらくて、痛くて、ちいさなわたしの世界のはじまり。気づいた時にはもう遅くて、後戻りなんかできる訳がなかった。だからせめてもの償いと救いのために、あの時も、今も、わたしは泣きながらこの感情を綴る。これは「きれい」なんて言葉は似合わない、わたしの祈り。


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「かみさまの名を呼ばぬ時は、お前の名を呼んでいるだろう。」

どこかの本でこんな感じの言葉を目にした。わたしにとってきみは、宗教的な存在に近くなってしまったのかもしれない。きみのくすぐったくなるような優しい言葉たち、だいすきなあの笑顔、つい気づいてしまうようになったきみの癖や仕草、その端々に焦がれては、縋ってしまう。画面越しにきみを見る時間が長すぎて、まるでこれは偶像崇拝…?なんて思ってしまったり。わたしの知らないきみを知りたい、その姿の輪郭を縁取る光と影をなぞってみたい、という願いはきっと、いじわるなかみさまが許してくれないのでしょう。でも来世ではきっと…なんて思ってますわたし。なんてったって前世と今世の分、往生際が悪いので。


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何故 あいどる を好きになってしまったのかと考えてしまったら、リアコは無事死亡なのでしょうが、、わたしはきみが あいどる をしている時の煌めきがこの世でいっとう好きなのですよ。これがわたしにとって最も痛い現実だとしても。



その鮮やかさがだいすきで、その世界で生きていて欲しいと思っているけれど、


白と黒だけの、
きみとわたしだけの、
ふたりぼっちの世界をみてみたい。
そう願うわたしもいる。



好きだから矛盾が混在して、もはやリアコの中身などグロテスクこの上なし。それに恋ってやつは心をちぎってあげることらしい。わたしのちぎった心は受け取ってくれる手がないので、ぼたぼた地面に落ちてるけど。もうどうしようもないね。呆れて笑えるほどに喜劇で悲劇。

いっそこれは昼にみた幻想、夢うつつ。ちぐはぐなデイドリームで気まぐれにダンスでも踊りましょうか。それとも昼には見えないはずの星に来世を祈りましょうか。あぁ、、、きみってひとは。


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4つ先に生まれたわたしの好きなひと。情熱の無い人生なんて死んだも同然と言い切るひと。アミを想って流す泪がとてもきれいなひと。歳の差も、きみのそのこころも、背伸びしたって届かない……
あぁ、、きみってひとは。何故そんなにきれいなの?何故こんなに好きにさせるの??何故、、?こんなに痛くてくるしいのに、きみってひとが、わたしはどうにもこうにも愛おしいったらありゃしないの。嘘か真かわからない噂で聞いたきみのタイプになろうと、馬鹿みたいに信じて努力してしまうの。きみの誕生日に、きみが食べてくれる訳でもないバースデーケーキを作ってしまうの。モノクロームの盲信者、今日もぼたぼたと心をちぎっては泣いて、縋ってる。






グクくん、今日はきみにとって大切な人達に囲まれてしあわせに過ごせていますか?きみの大好きなものをいっぱい食べて、バースデーケーキのろうそくの灯りには、じぶんのためのお願いごとをしてね。そして愛のある言葉に包まれながら、きみがもつ煌めきを抱きしめてください。ちゃんと らぶまいせるふ してね。


グクくん、23歳(24歳)のあたらしい一年も、わたしのだいすきなあの笑顔でわらっていて。わたしはその笑顔を見る度にまた恋をするから。多分きみが終わりを告げるまで、わたしはきみをずぅっと好き。もし終わりが訪れたら、わたしはこの気持ちも思い出も、ちぎられた心も、ぜーーんぶまとめて地下深くに埋めて、その上に鉛の壁と釘を打ち込んでおくから。時間はかかるかもしれないけれど。でもそれまではもう少しだけ、きみに恋をしていてもいいでしょ?










はっぴーばーすでい、グクくん。
わたしはきみがこの世でいっとう好き。

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정국오빠 생일 축하해요!!
세상에서 누구보다 당신을 사랑합니다. 몸조심 하시고 항상 행복하세요.